結局進まない二重ローン対策

被災者、被災事業者のために、債権を買い取る、機関のようなものを作って、金融機関から債権を買い取り、免除や軽減をはかるという政策が考えられていますが・・・

与党のだしたものは、野党の参道が得られず・・・こんどは、野党の出した物がでていますが、それも与党と隔たりがあり、通らない見込み。

結局、本格的な二重ローン対策は一向にすすんでいません。

この二重ローン対策ができたところで、すでに国の融資からの事業ローンの返済や、銀行など民間金融機関のビジネスローンなどの返済がすでにできなくっている事業者が、どれほど新規の借り入れをする気になるかは不透明なのに・・・

これだれ遅れてしまうと、再起の気持ちも失せてしまうのではないかと思います。

一応今は、破産開始手続きが凍結されていますが、設備も在庫も失った企業が、全くゼロから立ち上げるのには、誰かがどこかで、損害をかぶらなければならない訳で難しい問題ですね。